アセットアロケーション&ポートフォリオを作ろう!その2(目標リターンの設定)
↑前回、書いた記事です。
前回から既に1か月近くが経っていますね…
この間も動いてはいたんですが、記事にする程ではなかったというか。
今回はやっと「2回目」と書ける程度にネタが溜まってきたので、自分の頭の中をまとめる意味で書いてみます。
まず、前回の記事の最後で「国内債券」と「国内株式」についてやる、と書いていたのですが、結論から言うと
国内債券は(自分には)不要
と判断したので、多くは書きません。
eMAXIS Slimの国内債券インデックスを見れば分かります。
リターンが少なすぎます。(3年平均で年率1.24%)
せめて米国債券ETF(BNDとか)くらいのリターンは欲しい所。
「じゃぁどれくらいリターンがあったらいいの?」というお話ですが、お恥ずかしながら今更色々なシュミレーションをしている最中だったりします。
下記は私の現在の状況から、目標リターンを出すまでの手順になります。
①最重要目標は「会社から自由になること」
⇒配当・利子所得と事業所得を合わせて月30万円は欲しい
⇒事業所得の現実的な範囲(無理なく達成できる)は月20万円程度?
⇒配当・利子所得が月10万円あればかなり楽に自由になれそう
②配当・利子所得を月10万円得るには?
例えば税引後の年利を3%と仮定します。
この場合、年間120万円の配当金を得るには4千万円が必要になります。
これは毎月30万円を積立し、全ての配当を再投資しても10年かかる計算です。
③毎月30万円×10年の投資は現実的に可能なのか
まず、元手が2000万円あります。
不足分は1600万円となる訳ですが、毎年160万円貯める事は十分に可能です。
ただし、ここで大きな問題が立ちはだかります。
自分のリスク許容度です。
例えばリーマンショックの時のように、朝起きたら自分の資産が半分減っていたとしましょう。
果たして正気でいられるのか!?
まぁ、どう考えても無理でしょう(白目)
そもそも、10年以上かけて貯めた虎の子の2000万円を全力でぶち込むという発想そのものがヤバイ。
せめて、半分の1000万円は元本を出来るだけ保全出来る形の投資方法(年利1%程度)に留めておくべきとも思う訳です。
結論:月30万円も投資にぶち込むのは無理だよ!
④じゃぁ、目標リターンはどうやって出すか
③で出た結論を元に考えると、「1000万は全力で行ける」と言う事になります。
いや、これでもかな~り自分のリスク許容度の限界ギリギリを攻めてる自覚はあるんですが、それくらいしないと一生自由なんて手に入らないでしょうからね…
③からの続き的に考えていくと
・年間160万貯金⇒10年で1600万円は投資できる
・手持ちを含めて総額2600万はぶちこめる
・2600万÷10÷12=毎月約22万円は投資できる
という事になります。
毎月約22万円を全力で投資して、配当も全て再投資して、平均的に税引後利益が3%出るとすると、10年後の配当所得は毎月75,000円となります。
…10万円には届きませんでしたが、まぁ、現実はこんなものでしょう。
ちなみに、税引前の年利が5%あれば、毎月10万円が達成できるのですが…
さすがにこれを目標とすると「アヤシイ金融商品」に手を出す必要性が出てくるので、ちょっと目標にするのは怖い気もしますね。
次回は「税引前の年利5%を達成できる投資法」について、「ダメ元で」調べてみましょうかねぇ…(遠い目)